馬酔木（アセビ）

馬酔木（アセビ）

花馬酔木地蔵祭りの鈴の舞　　　　　　　ひだまり

アセビ（馬酔木）
「池水に　影さへ見えて　咲きにほう　馬酔木の花を　袖に扱入れな」
　万葉集　大伴家持
万葉集にも数多く詠み込まれているようですね。
馬酔木の名は、名前のとおり、馬が葉を食べると痺れて、
お酒に酔ったようになる有毒植物なのです。人も齧ってはいけないようです。
早春の山で、スズランに似た釣鐘型の長さ８mmほどの白い花を房状に咲かせる。樹高：１．５～４ｍ。
アセビ（馬酔木）は華やかで目立つ存在だが鹿も食べないので残っている・・・。
由来はアヒシビがアシビになり、さらにアシミ、アセビに！！
野山でも白色が基本ですが、紅色が射したものも見られるようです。

アセビ（馬酔木）地方名　ウシコロシ、シカクワズ、ウマクワズ。
ツツジ科アセビ属　常緑低木　　　　花期　３月～５月　
分布　本州（宮城県～関東・中部の太平洋側）、四国、九州
花言葉は、「犠牲・献身」

今朝の癒し　ＢＧＭ
Mischa Maisky plays Bach Cello Suite No.1 in G (full)
https://www.youtube.com/watch?v=mGQLXRTl3Z0